オシャレなドアの前に来た時ちーちゃんは急に立ち止まった。

「つーちゃん?いい?驚かないでね?嫌わないでね?」

ちーちゃんは不安気な顔をして私に言ってきた。

しかし私はもう寒くて中に入りたかったのでただただ頷いていた。

オシャレなドアを開けるとカランカランと音が鳴った。

中は落ち着いた雰囲気で暖かかった。

中に入った瞬間ちーちゃんはパタパタと慌ただしく喫茶店の奥へといなくなってしまった。

…うぅ寒い。

喫茶店の中には人がいなくてドアのところにはcloseと書いてあった。

あれ?…closeって…
「つーちゃん!こっち!こっち!」