お父さんは「悪い悪い」とやんちゃ顏をしながら私を離した。

私は不思議に思った。

一つ目はなぜ自分の部屋にいるのか…
いつの間にベッドに入っているのか…

二つ目は真也君はどこにいるのか…私と一緒にいたはず…

…?なぜ真也くん?
真也くんのことを思い出すと胸がキュンとする。
「好き」の二文字が忘れられない。

三つ目はあの夢はなんだったのか…。

四つ目はなぜ姉が家にいるのかだった。