「つーちゃん?」

昔のことを思い出していたらボッーっとしてしまった。

「つーちゃん眠い?」

私は首を横に振って、「大丈夫だよ」とちーちゃんに伝えた。

ちーちゃんは笑顔で私の手を握った。

「大丈夫ならよかった!これから寄りたいとこあるんだけど…一緒に来てくれない?」

ちーちゃんからの突然のお誘いに私はあたふたしてしまった。

ちーちゃんは寂しそうな顔して私の顔を覗き込んで来た。

「…ダメ?」

ちーちゃんは不満げな顔で目をパチクリさせて私の顔を覗き込む。

…反則だよ。ちーちゃん…
可愛くてしょうがない。