「俺、神山 真也 (かみやま しんや)、○○学校の高2です。」

…○○学校は優希くんと同じ学校。
優希くんのお友達かな…

「私は蒲田 つばさです…△△学校です…高2です!」

私がいる△△学校は○○学校の近くの学校でどちらも共学だ。○○学校はここら辺の有名な進学校としても注目を浴びている。

「同い年だね!つばささんって呼ばせて」

…つばささん…つばささん…。

呼ばれたときに胸がぎゅーっと熱くなり照れ臭くなった。

「じゃ…あ、私は真也くんって呼ぶね」

ものすごく嬉しかった。

嬉しくて頭がくらくらする。

…あれ?なんか気分がおかしい。