その話は1ヶ月前、みんなで遊園地に行った夜のこと、お父さんとお母さんが話してる内容がたまたまトイレに行こうとした私の耳に入ってしまった。今思えばなんであの時下にまで降りてしまったのか…後悔しかない。
その内容は、私の成績が落ち気味だという話からだった。
父「最近、未羽の成績が良くないみたい
だな」
母「うん、いままではよかったんだけど
ねぇ」
父「流星は、落ちたことなんてなかった
のに…やっぱり親が違うとそうなの
かもな」
「親が違う」この言葉を聞いた時耳を疑った。だって、今まで、お父さんとお母さんは私に優しく接してくれたし、欲しいものは買ってくれた。親が違う?私はその夜、本当のことかわからないのに自分の部屋で泣いていた。