そんな会話をして昼休みを楽しんでいた時だった。

屋上の階段から、隣のクラスの男子、園田慶介が走って来る。

「はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・・」

どこから走ってきたのだろうか。

凄い息が荒れていた。

園田はそこまでスポーツマンじゃなかったし・・・・。

どれ程大事な用なのだろうか。

それに、誰に用なのかな・・・・?

「初瀬!!!・・・・はぁ・・・」

それは私だった。

「わ、私???」

「好きだ!!!櫻井と別れて俺と付き合ってほしい!!」

・・・・・・・!!?

告白だ・・・・・。

私達以外にも人が居るのに、少しは恥ずかしさというものを知って欲しい所だ;