BY 唯




「芽衣に神崎!!お弁当一緒食べよ」

「あ、うん!」

「おう!!」

芽衣と神埼を呼び寄せて、私達は屋上へ向かった。

私はお兄ちゃんお手製のお弁当。

理沙はジャムパンとコーヒー牛乳、勇はおばさんが作ったお弁当で。

神崎はコンビニで買ったおにぎりを二つと、ウーロン茶。

そして芽衣は自分で作った可愛らしいお弁当を食べた。

「いーなー唯ちゃん!!毎日お兄さんから作ってもらって♪」

芽衣がクネクネしながら言った。

「うん、おいしいけど。いいじゃん芽衣のお弁当可愛いし」

「そーだよ!!私なんて、ママ作ってくんないし私早起きダメで作れないんだからぁ」

「・・・・俺のとか時々焦げてるぞ;」