違う良さ・・・・か。

真由歌さんに無い私の良さ。

今の私には分からないけど、お兄ちゃんの言葉で少しふっきれた。

あと、分かった事が1つ・・・。

私は・・・勇が好きなんだ。

「ありがと、お兄ちゃん。真由歌さんに、嫌な思いさせちゃったかな。」

「大丈夫だよ、心配すんな。」

話を終えた所で、お兄ちゃんはリビングへ戻った。

・・・・・。

ふと私はプリクラを見て、微笑んだ。

「私は勇が好き。」

一日は幸せな時間で終わった。