「え、お兄ちゃん・・・いつから!!?」

「えーっと、二三週間前くらいから。」

「え~!!?何で教えてくれなかったのさぁー!!!!」

そんなに時が経っていたなんて・・・;

物凄く時代の遅れを感じる。

「別に言いふらす事でも無いだろ。」

「たった一人の家族にくらい報告してよッ!!」

私たちの言い争い?に割って入る、上品な笑い声。

真由歌・・・さん、だったっけ???

「仲良いのね♪兄妹って羨ましいな。」

「・・・一人っ子なんですか?」

「うん。母一人子一人で育ったの。」

・・・・こんなお淑やかな人を育てた母親が見たい;