「じゃあ先に俺から~。」

そう言って勇はカウントダウンに続いて、私の頬にキスをした。

画面に映るプリを見ると、結構綺麗に写っていた。

「うん、いいじゃん♪・・・じゃあ次は私。」

私もカウントダウンに続いて頬チューをする。

・・・・・♪

「またも良い感じ♪他は普通に撮ろうなッ。」

・・・・・・・・・―――数十分後。

落書きも終わって、印刷されたプリを見直す。

「あははッ!!勇のこの顔変態ッぽーい♪」

「ゲッ!!?最悪・・・;」

そんなこんなで二人は笑い合った。

ゲーセンで過ごした時間はあっという間。

もう1時間もゲーセンで楽しんでいた。

「んー・・・そろそろ帰るか?兄貴心配するだろ。」