俺の右目、隠されている眼帯の下には、真っ黒の左目とはかけ離れている真っ赤な目がある。 そこから見える景色はすべてが赤と黒で造り出されている世界。 赤は燃える情熱の色だとか聞くけれど、え?聞かない?煩いぞそこ。 でも、俺にとっては血塗られた色でしかない。