「やだっ!触らないで!」



金髪があたしのワイシャツのボタンを外していく。

ヤダ!!あたしは足をバタつかせる。



「どう反抗しようとここには誰もこないよ」



ニヤリと笑って最後のボタンが外された。



「うっわ!細いと思ってたけどあるもんはありそうだな」



はぁはぁという男の息遣いが気持ち悪い。



「あとで交代だからな!」



携帯でムービーを撮っているピアスの人がそう言う。

本当に信じられない。



「ヤッ!」



金髪があたしの首筋に舌を這わす。

気持ち悪い。

きっと3年前の自分だったらこんな状況簡単に抜け出せた。

あのときの自分だったら。

でも今は頭が拒否する。だから…できない。

首筋にチクリという痛みが走った。



「痛っ!」



「へっへ~キスマークつけてやったぜ」



金髪男は満足そうに笑ってそう言う。

そして金髪男の手があたしのスカートの中に入った。

もう…ダメ…そう思って目をギュッとつぶった。

その時、