考えた末、私は断った。



星夜に、その家族に何かあったらって

考えると嫌だったから。


それにしても…なんで警察が…?


ママ、いつ通報したんだろ。



考えているうちに学校についてしまい

『あ、ありがとう…送ってくれて』



星夜とお別れ。




星夜「帰り、待ってろよ」


私は頷く。





「麗ちゃん…」


いつの間にか周りにいた

友達や先生。



「警察から聞いたよ」

「大変だったね」

「怖かったね」




なんて声が飛び交う。




「心配かけてごめんね…!!」


なんて困ったように

笑ってみせた。