着替えて星夜の元へ駆けてゆく。



また大魔王様が出たらやだからね。





星夜「よし、行くか!」


朝早いのに元気だなぁ…

そんなことを思った。



2人で手を繋いで歩く。




星夜「もうすぐ…中学生か」


『出会ってから半年経ったんだね』


星夜「あっという間だったな」



私は頷く。




星夜「俺と同じとこ…」



『わかんない。見学はする。

私も星夜のとこ行きたい。


でも、決めるのは私じゃないから』




そう、決めるのは全部母。


私が何を言ったって変わらないんだ。