その一言で
私と彼らの時間が始まった。
本当の暖かい温もりに包まれて
私は笑顔を取り戻した。
自然と笑うことも
自然と涙することも
できるようになった。
彼らと過ごす日々は本当に幸せだった。
過ごしていく中で新しく知る事実。
百合さんが
フランスとのハーフだとか。
海翔さんは
歌がすごくお上手だとか。
咲夜くんが
とっても頭がいいとか。
星夜と私が
お互いに惹かれあっていたとか…///
ゴホンッ
そして小6の七夕…
「俺が守るから、
麗は俺のこと支えてほしい。」
この一言で交際が始まった
彼の家族はとても喜んでくれた。
百合さんはウェディングドレスを
選び出し、
海翔さんは新居を探し出し、
咲夜くんは麗お姉ちゃんから
姉さん、と呼ぶようになった。
何とも早い。笑
でも全然嫌じゃなくて
家族に認められてるっていうのが
すごく嬉しくて
この人とずっと一緒にいたいって
心の底から思った。