『んーっ…ふぁ…』



目覚めると、隣で星夜は

ぐっすり眠っていた。




突然なり出す携帯。


この着信音…私のだ。




『はい』



《やっと通じたー!

なんで帰ってこないの?!》



『ママ…今から帰るから』




それだけ言って

電話を切った。





星夜「んー…麗?」



『おはよ、星夜』




そう言うと目を大きく開け、驚く。




私は訳が分からず

キョトンと首を傾げる。



星夜「なんもない…おいで」



よくわかんない人。



私は彼の腕の中に飛び込んだ。