『また…この季節が来た』 と、そう呟いた私。 街は七夕祭りに近づくにつれ どんどん賑わいを増していく中、 私の気分はどんどん憂鬱に。 ん…憂鬱とは違うかな。 なんて言うんだろ。 説明ができない感じ。 え?お前は誰だ?…俺は俺だ! あ、違うか。 ごめんごめん(笑) そんな聞き方をされると 学校でのノリがついねっ(笑) ふぅ… 気を取直して… 私は天野 麗-amano urara- 星宮高等学校に通う1年生なの。