碧依の最後の相談を受けてすぐに、

碧依と大輔が付き合い始めたと聞いた。


必然的に、悟は失恋。

それでも、悔いはないと言っていた。


三人の決断を知って、

今度は俺の番だと思った。


三人が頑張ったんだ。

俺も頑張んねーとな。



週末。

決意を決めた俺の元に、1本の電話が入った。


『後悔、すんじゃねーぞ』


隼多からの、励ましの電話だった。


『悔しいけどな、お前はかっこ良いんだよ。
くだらねー理由で、かっこ悪くなってんじゃねーよっ!』