妙に怯える碧依。

俺はそんな碧依の頭を撫でた。


「そんな怖がんなくても俺なんもしねぇから。なっ?」


優しく笑いかけると、碧依は小さく頷いた。

それを見て、俺はその場から去った。


その日から俺は、三人と仲良くなった。

無邪気で二人のことが大好きな碧依、

いつも冷静で二人のことをよく見てる大輔、

いつも明るく誰よりも二人を思ってる悟。


そんな三人にも、いろいろ問題はあるようで。

俺は三人から、よく相談を受けた。