吐き捨てるように、想いを吐き出す麻里。
「今だって…翼のことが大好きなんだよっ…」
「うんっ…」
俺は麻里をぎゅーっと抱きしめた。
「俺も、麻里が大好きだよ」
「翼ぁ~……」
麻里はまた、思い切り泣いた。
麻里と想いが通じ合って。
俺は信じられなかったけど。
けど、俺の腕の中に麻里がいるから。
だから信じられるよ。
愛しくてたまらない麻里。
これからは俺が守っていく。
すれ違っていた俺たちが、今やっと重なることができたから。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…