「…君も、離れちゃうの?……」ヒック
「また、一人になっちゃうよ…」


君が、引越しすると聞いて泣いていた私に
太陽より眩しい笑顔で君はこう言ったんだ。

「泣かないで。離れても、僕は君を絶対に忘れたりなんかしないから。」
「いつか僕は必ず君を迎えに行くから」

「ゔん…泣かないよ…。待ってるから」

君の笑顔と言葉のおかげで少しはにかんだ私を見た君は、安心したような顔をした。