なんか声が聞こえる。五月蝿いな。

そう思い、下を見てみるとあの子がいた。

男と一緒に


「心が無理ならまずは身体だな」


そう男が言った。だから上から落ちた。

丁度良いことにアイツの上に落ちた。

気絶したみたいだし放っておくか。


「あ、あのありがとうございます!」


「いや、どうってことないから」


「お礼させて下さい!!」


「いや、いい」


そう言って、屋上からでた。

お礼なんていいんだ。

ただ、あのときの罪滅ぼしなんだから。