「アンタ、彰利から離れなさいよ……
離れなかったら……痛い目みるよ?」
そう、リーダー格の女が言った。
彰利ってなんだよ!?
ってかお前誰だよ!?
しかも、このいじめのターゲットは
「絶対彰利くんとは離れないもん!」
春海だった。
それから、俺は春海を避けはじめいじめには見てみぬフリだった。
俺と話したら余計にいじめが悪化する。
そんなのは自分を守っていただけ。
俺がターゲットにされないかとか
女の醜さを知っているから色々と想像してしまい
結果避けることとなってしまった。
ホント、バカだったんだそのとき助けられるのは俺しかいない。
春海は俺に助けを求めている。
いつもいじめられてるとき、俺をみて助けてって目でいっている。
なのに、俺は助けなかった。
それが2年間くらい続き、卒業。
そして、中学は別々。
俺は順調にやって、今の高校に受かった。