「それより、亜奈!」



ぼっーとしてたら夢桜が叫んできた。


「な、なんですか。」



「高校決めたの!?男なんかより高校でしょ!!」



親かよ。




「あ、まだです。」



ちょっとイラついてる。



「早く決めなよー。勉強もやんな!」



うっさいなーって思うけど。



なんだかんだ考えてくれてる夢桜。



性格上あんまり友達がいないウチにとってすごく大きい存在なんだよね。