悠さんはずっと黙っていた

「蒼には言わないでね
嫌いな人でも心配しちゃうたちだからさ」

「ゆみちゃんはそれでいいの?」

私は頷いた。


これでいいんだ。

薬の投与をはじめた

副作用が強く

吐き気、髪までぬけていった。


鏡を見て昔の幸せな自分にもどりたい


涙が溢れた。