「もしもし~いきなりでびっくりしたわ(笑)
どうした~?」

「急でごめんね。
どうしても聞きたい事あって…」

「ん?」

「私高校の時、悠一と付き合い始めたじゃん」

「あー、悠一君とか懐かしー!
あの頃の晴恵はめっちゃ青春してたわー!
うらやまだった(笑)」

「それでね、今悠一と会える頻度が少なくなっちゃって…」

「えっ、同じ大学なのに?
でもそっかー、クラス違うもんね。
お互い忙しいって前言ってたし」

「うん、だから本当に付き合っているのか不安になっちゃって…そりゃ私はもちろん好意はあるよ。
でも会った時は前みたいな楽しい会話が出来なくなってて…
嫌われたのかなって」

「チューとかまだなんだよね?」

「えっ?!」

「図星だ(笑)」

「うっうん…まだ一回もしたことない…」

「じゃあ自分の気持ち伝えてからそのままチューしちゃいなよ!」

「でも出来るかな…」

「出来るさ!高校ではあんなに仲良くやってたのに!
今の二人の関係は結局の所私には良く分からないけどさー晴恵なら大丈夫!
思ったらすぐ行動する事が大事!
応援してるよ」

「うん!ありがとう!
元気出てきた!
今日にでも連絡して明日会ってみる事にするよ!」

「その意気!
そしてチュー…」

「あーこれ以上は言わないで(笑)
じゃあありがとう、また明日報告するわ」

「はーい、頑張れー!!!
おやすみー」

「ありがとう
おやすみー」