毎日、絶え間無く鳴り響くそのコールに、わたしは少しずつ壊れて行く気がした。


心配するお母さん。


友達。


美香にも…。


とても申し訳無い気持ちでいっぱいになる。


『ごめんなさい、ごめんなさい!』


わたしは何度も謝った。


そしてわたしが謝るその度に、余計みんなに心配をかけているのもわかっていた。


何も出来ない自分一。





一助けて…


なんて、


もう言えない……。