-学校-

七「おはよ。」

美「七瀬おはよ!」

七「数学の宿題やった?」

美「当たり前~!…え?」

数学の宿題ファイルと答えを書いたノートを出そうとすると、ノートが私のない!!!
ん?これって…寧のじゃん!!!

美「ごめん、1B行ってくる…」
※1Bとはクラスの事

-1Bの教室の前-

…すっごい騒がしい

寧来てるかな??

?「ちょっとあんた誰?」

美「え?私?」

?「うちのクラスになんか用?」

うっわ~。パンダやん…爆笑

目もと真っ黒。

美「渋汐寧途呼んでほしいんだけど。」

?「はぁ?笑寧途様を?あんたみたいなの相手にしてもらえないわよ?笑」

美「別に告白とかじゃないから」 

?「ッ…!!な、なんなのよ!!誰に向かって口聞いてんのよ!?イラつく!!」

パンダ女が手を振りあげた瞬間、私は目を瞑った。


…ん?痛みがない?

目を開けると、寧がパンダ女の振り上げた手を掴んでいた。