「しかも、大好き!とか言いやがって……」 ……ヤキモチだし。 可愛い顔って言ってくれたし。 それに、好きな奴って言ってくれた。 「えへへ……」 「何笑ってんの?気持ち悪いよ?」 いきなりこちらを向いて、毒舌を吐かれる。 でも、今は全然気にしない。 「嬉しくて……。ヤキモチ妬いてくれるなんて!」 両思いなんだなぁって。 すると、大友君は、私の手首を掴んで引っ張り、唇に一瞬何かが触れた。