・・・・・迷子になったかも。

皆、帰っちゃったかなぁ?

あ、ダメだ。
泣きそう・・・


「おーい、・・あ・・・い・・か?」

ん?

「葵いるかー?」

あ、浩太の声だ!


「浩太ぁー(T_T)」

叫びながら、歩いてると腕をつかまれた。


「きゃーーーーーーー」

「おい、俺だよ。大丈夫か?」

「浩太ぁ、怖かったよぉ。」

私は恐怖のあまり、浩太にしがみついてしまった。




「もう大丈夫だから。」

浩太はやさしく背中をなでてくれた。