くらくらと、眩暈がしそうなくらいの眩しい太陽。


ざわざわとしてる廊下に目を配らせれば、お弁当や袋を持った生徒達が歩いていた。



「……お昼、」


壁に掛かっている時計を見ると、12時50分を指していた。


授業を聞いてなかったわけではないし、寝ていたわけでもない。

ただ朝からぼーっとしていたら、いつの間にかお昼。


自分は一体何しに学校に来てるんだろう、と思う。