「お腹すいたな」 そう言う遥斗。 お昼頃。 どこのお店も混んでいる。 「わ、私…クレープ食べたいなぁっ…」 ボソッと言う私。 「なんか言った?」 あぁ~。 聞こえてなかったかな? 「いや、なんでもないよ!」 ニコッと笑った。 遥斗は、お腹すいてるんだし、クレープだとかわいそうだしね…。 トボトボと、遥斗のあとをついて行く。 いつの間にか、距離があいていて したを向いて歩いてた。