まだ冬の寒さが残る春、僕は君を知った。


しかし彼女は僕の事など当然知るはずも無く桜が散っていったのを僕は覚えている。


言ってしまえば僕の一方的な片想いで、

「恋愛成就」なんて縫ってある馬鹿げた御守まで買ってしまったのだから、

この恋は本気なのだと流石に自覚した。


本気で彼女が好きだ。

だが君は僕の事など知らない。


君が僕を落した代償に僕は君に、









色々と落とす予定です。