2013年3月。


私は高校受験生。


ラストスパートをかけ必死に勉強していた。


勉強してもしてもなかなか思うようには成績は上がらない。


むしろあがけばあがくほど数字は下がる一方。


やっと迎えた受験の日も最後の最後で失敗。


面接で私が掛けていたメガネが吹っ飛んだのだ。


なぜかって?


勢い余って礼をすごいスピードでしてしまったから。


私はこのとき終わったと思った。


先生に会った時は涙が止まらなかった。