「とりあえず、ここの部屋、使ってください。」 先生の家は、20階建ての高級マンション。 しかも先生は、18階に住んでいるみたい。 そうとうなお金持ち、なのかな? でも、普通の英語教師だし……。 「どうかしましたか?」 いろいろ考えこんでいると、目の前にどアップで、先生の顔が現れる。 「あ、いえ、なんでも。」 「そうですか。」