トンッ


壁に背中がついた。

それと同時に、冷や汗が流れ、身体が震える。

あの時のことを思い出す。


「……ヤダヤダッ!!」


抵抗するが、そんなのは男からしたら、意味のないことだった。

手首をいとも簡単に掴まれ、壁に押し付けられる。


「やっぱり、若い子はいいねぇ。」


「…や…めて。」