カチャリ


男が入ると同時に、鍵がしまる音がした。


「えっ?」


「しめておかないと、知らない人が入ってくるかもしれないでしょ?」


「……はい。そうですね。」


なんかこの人、怖いんだけど……。
何もないよね?大丈夫だよね?


そう思っていたあたしの心は、踏みにじられた。

男に腕を掴まれ、引っ張られた。

どこまで行くのかと思いきや、場所はベッド。