『ちゃんと待ってるから。
だから、お仕事頑張ってきてね。』


「ああ。じゃあ、そろそろ切るな。」


『…うん。』


寂しそうに言う明梨嗄。
そんな声聞いたら、切りたくなくなる。
でも、切らないと。


「おやすみ、明梨嗄。」


『おやすみ、慶助さん。」