「やったっ。できたよ!」 「ああ。 意外と向いてるのかもな、こういう仕事。」 「でしょ?あたしも思った!」 「それより、オーダー、早く調理場に持っていかないと。」 「うん。」 あたしは、そのあとも仕事を続け、外はオレンジ色に染まっていた。 「高校生は、もうあがっていいぞー。」 奥から店長の声が聞こえる。