【明梨嗄side】


朔也が食べ終わると、一緒にレストランを出た。

“好き”って言われたけど、そんなことでは変わらない、あたしたちの関係。

ホッとした。
朔也はもう、あたしにとって、なくてはならない存在だから。

友達として、だけどね。


「暇だな。
これから何すんの?明梨嗄は。」


「決めてなーい。朔也は?」