「あの、北川さんって言うんですか?」






「いや、相楽だけど。」








「え?」







「先生がふざけただけ。」







そう言うと目を伏せる。
まつけが長くて目もぱっちりで。

見入ってしまうような顔立ち。






ん?相楽?



まさかこの人が…告白されてた…








「手止まってるよ?」







「あ、ごめんなさい!」







「なんで敬語なの?多分同い年だよね?」







「あ、はい。多分…、」







「名前と組は?」