*柚綺*


華夜………


華夜の言葉が嬉しかった
俺はずっと道具として動いてきた

そうしてる内に本当に心がなくなっていった


だけど華夜はそんな俺を見つけてくれた


胸が痛てぇな……


俺が殺した事実
そして華夜の隣に居る事実

どうしようもない想いが胸に突き刺さる


……コツ…


柚綺「…華夜?」




華夜は俺に寄りかかって来ていた




華夜「大丈夫だよ…」



まるで全て知っているような一言だった



………何で俺はルイスになったんだろう…




何で俺は悪魔なんだ……
全てやり直したい



華夜…出来る事なら…



俺はそっと華夜に口付けした




柚綺「…城に戻ろう」