どこだろう…
気づくと月の泉のほとりまで来ていた
…居た
柚綺は泉の前で座っていた
柚綺は常に何かを考えてる事が多い
何を考えてるのか分からないけれど…
華夜「柚綺、ここに居たの?」
私は柚綺の隣に座り込んだ
柚綺「ここは静かだな…」
柚綺は泉を見つめながら呟いた
柚綺「…華夜は何で戦ってる」
急にそんな質問をして来た
華夜「…ずっと昔から悪魔と私達は対立し戦って来た
この世界の秩序を守る為私達は刀をとり、それを任務として来た
それが私達の役目だって…
だけど…本当は大切な人を守りたかったんだと思う」
夜光…そして皆
悪魔達は私達の存在を恐れ襲ってきた
だから守りたかった。ここを、皆を
華夜「今は…あいつを殺す為に私は戦う
…そして柚綺私はあなたの事も守りたい」
柚綺は今、私にとってかけがえない存在になった
今度は誰も失わない
柚綺もエマも守ってみせる