華夜「……っ」
なんなの今の…
皆が死んだのは…私のせい…?
『か…ゃ…』
後ろから微かに私を呼ぶ声が聞こえて振り返った
今度は誰?
『華夜…』
…………!
はっきりと私の名前を呼ぶ聞き覚えのある声
華夜「夜光!!」
次に現れたのは夜光だった
夜光「華夜…」
華夜「――っ、なんで…夜光がここに…」
夜光が居るはずない
だって夜光は――――…
夜光は私に1歩1歩近づいてく来た
そして目の前に夜光は居た
…私が愛した人
華夜「…夜光……」
名前を呼ぶと夜光の手が私の頬に触れた
夜光「華夜…」
次の瞬間夜光は血だらけになっていた
華夜「……!!!」
血まみれの手が頬に触れる
夜光「…か…ゃ…」
――――――っ
『お前が弱いから皆死んだ
お前が…皆を殺したんだ』
華夜「―――いやぁぁぁっ」