*柚綺*


どうかしてる
いくら借りがあるからと言ってあいつを助けるなんて…


こっちに向かっている途中、俺にかけられていた封印が解けた

気づけばあの日から3年
再び魔力が戻って来た



3年前…俺はこいつを殺そうとした



あれから3年



俺は今…こいつを守りたいと思った
ふ、冗談じゃねぇな
こいつを守りたいと思うなんてな…

…華夜の後ろに見えるのは墓石か
月の住人達のものか


華夜はこれを守ってこれだけ傷だらけに…



華夜「柚綺…あなた…」



柚綺「大丈夫」



エマ「姫様!」



一足遅れて雪女がやって来た





妖魔「くそお―っ」




華夜「まだ生きて…!」




柚綺「お前等は下がってろ」



久々に少し暴れるか…