華夜「星が瞬く光の道しるべ
今を歌い明日を生きる
華の香りに笑みを浮かべ
空高く舞い上がる光の華

静かな夜に待っていた
あの時忘れた木漏れ日と記憶
時が過ぎ星が降る場所で
あなたを想い華集め
永久の平和を願う星の華―…♪」



どこまで聞こえるだろうか
華夜は気づいてないかもしれないけどお前の歌声で皆が幸せになるんだ


こんな世界でも生きていけるんだ

そしてお前がいるから俺は強くなれる



夜光「何度聞いても飽きないな
華夜、これからもずっと俺の隣で歌ってよ」



華夜「もちろん!何度だって歌うよ
夜光の為に…」



夜光「約束な」

華夜「うん」




―――――――――…



華夜「あれからもう19年経つのね…」



冬夜「どうかしたの母さん」



華夜「少し懐かしい事を思い出してね」



夜光…あなたの隣で歌う事はもう出来ないけど…




華夜「冬夜、聞いてくれる?私の歌」



冬夜「母さんが歌ってくれるのは久しぶりだな。うん、聞きたい!」



華夜「…星が瞬く光の道しるべ
今を歌い明日を生きる
華の香りに笑みを浮かべ
空高く舞い上がる光の華

静かな夜に待っていた
あの時忘れた木漏れ日と記憶
時が過ぎ星が降る場所で
あなたを想い華集め
永久の平和を願う星の華―…♪」




夜光…あなたにも届いてる?


目には見えないけどきっとあなたは…


あの時みたいに笑ってるんだろうな…




*おわり*