力と力が激しくぶつかり凄まじい衝撃波が生まれる


エマ「―なんて戦いなの…」



杏「…ぅん…エマさん?」



エマ「気がついた?」




杏「すごい戦い…」



エマ「…これじゃあ私達が居ても足手まといになる
ここで見守りましょう」




杏「…冬夜……」



――――――――…



柚綺「なかなかいい動きだ冬夜
華夜も力を上げたな」


母さんと2人がかりで父さんに一撃を入れられた


でもこれくらいじゃびくともしないか!


でもこのままいけば…!



その時だった


―――ドカッ



華夜「――カハッ!」



―え――…?
一瞬にして母さんが吹き飛ばされた


母さんはそのまま岩に激突し倒れた



冬夜「母さん!母さん!」


母さんを読んでも返事がない
気を失った!?


……たった一瞬だった
父さんのスピードが一段と上がった


こんな時に気を失うなんて…
状況はどんどん悪化してるじゃないか!



母さんに気を取られていた俺は目の前に近づいてきた父さんに気づかなかった



――しまった!油断した…っ…



気づいた時には防ぎようがなかった




ドガンッ――――…