華夜「まずは父さんをやる。大丈夫ね冬夜」



冬夜「やらなきゃならないんだ」



正直…胸が痛い

俺はずっと母さんと父さんと一緒に過ごすのが夢だった…


でも今は父さんを殺す…!



リノン「これでも殺すつもり?」



パチンと指を鳴らしたリノン



華夜「…この感じ夜光の時と同じ
どこまで馬鹿にするの!」



なんだ?父さんの様子が変わった…



柚綺「…どこだここ……お前…華夜か?」



……父さん!?

魔女はこんな事もできるのかよ!
ますます戦いにくくなった!



リノン「さぁどうするの?」



華夜「久しぶり…柚綺」



柚綺「華夜が居るって事はここは月か…?
……?華夜の隣に居るのは?」



母さんは淡々と父さんと話している
俺とは覚悟が違う…

いや…微かに震えてる
母さんも動揺してるんだ…


その時俺は父さんと目があった


柚綺「…お前…もしかして冬夜か…?」



………!



華夜「そう、あれから16年経ったの」



冬夜「父さん!俺っ…」



柚綺「…そうか16年……
大きくなったな冬夜…」