巨人は跡形もなく燃え尽きた

再生する様子もない
やっぱり肉体がなきゃ再生不可能って事ね



エマ「姫様!」



華夜「エマ!ナギサ!そっちは終わったの?」



ナギサ「はい。こっちの妖魔は全て倒しまた
残るはリノンだけです」




リノン「なんですって!あの数の妖魔達をたった2人で!?」



エマ「数で来たって無意味よ」



リノン「ウジとサジそれにセントまで…っ」



冬夜「残るはお前1人だ。どうする!」



リノン「…さすがに5対1は厳しいわね」



華夜「諦めなさいリノン」



俺達はリノンを取り囲んだ
…これなら逃げ場はない!



リノン「…ふふっ…あははははっ
諦める?私が?
諦めるもんですか!華夜!次はあんた達全員殺す!」


そうリノンは言い放ち姿を消した



冬夜「―待て!!」



リノンの笑い声がだんだん小さくなり消えていった




華夜「…完全に魔力が消えた
…これ以上ここに居る必要はないようね
一度月に戻りましょう」


母さんの意見で俺達はそのままそこを後にした