柚綺「……………」

なんだ?
今、一瞬だが…変な妖力を感じた


すぐ消えたが何だったんだ…


エマ「柚綺様!大変です!」


慌てた様子でエマが入って来た



柚綺「何かあったのか?」



エマ「姫様が…居なくなりました!」




柚綺「華夜が!?」




――…柚綺「…これは……」



割れた窓に床に散らばったガラスの破片
何者かが侵入した跡



エマ「姫様を探しましたがどこにもおられません…やっぱり…」



柚綺「連れ去られたか…」


ここから微かだかさっき感じた妖力を感じる



柚綺「この妖力…まさか吸血鬼か?」



なぜ奴らが華夜を…



柚綺「すぐに華夜を追うぞ!」



エマ「はい!」


―――華夜無事で居ろ!